中国五大麺料理・三と四そして…

(※コラム「中国五大麺料理・一と二」の続き)

3)番目の「牛肉拉麺」(ニュウロウラーミェン)は「蘭州拉麺」ともよばれ、中国全土で人気のローカルフードです。(香川県の讃岐うどんが日本中で食べられているみたいに……) 両手で生地を何度も引き延ばし、細い麺に仕上げたら、ゆでて牛肉風味の汁麺にします。

写真は本家本元、甘粛省・蘭州市にある蘭州拉麺の「馬子禄」。

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厨房の一番奥で生地を手延ばしで製麺し、中程の大釜で茹でます。受け渡し口に近い手前で、麺の器にスープを注ぎ入れ、トッピングを施して完成!

麺は「マルタイ棒ラーメン」を柔らかめにゆでたのに近いかな。スープは「えっ?」と驚くほど淡白で、日本の一般的なラーメンスープを湯で何倍にも薄めた感じ。たっぷりの香菜とラー油で、味のアクセントをつけています。1杯約100円。

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4)番目は「担担麺」(ダンダンミェン)。これは日本でも今や知らない人はいない人気の麺料理ですね。天秤棒で担いで売り歩いたことから「担」という字が付いています。「今日では衛生面から担ぎ売りはない」と聞いていましたが、2013年夏に重慶市へ行ったとき(重慶市=四川省から独立した直轄市)、朝天門公園で幻の担ぎ売りに遭遇! 人の集まる場所では、担ぎ売りがまだ生き残っているようです。

片側に麺、もう片側に調味料と薬味。これを振り分けて肩に担ぎます。足元にある竹が、担ぐための天秤棒です。

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手前中央の大きなびんにはラー油。その周りを塩、酢、ザーサイ、ねぎなどが囲みます。麺を入れた片手鍋に、これら調味料や薬味を加え、手際かき混ぜれば出来上がり。

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一杯約100円の美味!
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そして最後、中国五大麺の5番目が武漢市の「熱干麺」(ルーガンミェン)です。一度ゆでた麺を干し、食べる直前に湯で温め直す麺料理だそう。残念ながら、五大麺の内、唯一これだけは現地で食べたことがない! くやしいので武漢市まで「熱干麺」を食べに行きます。結果報告は次の機会に。

(※中国五大麺は、「蘭州牛肉拉麺」を外して代わりに「広東省伊府麺」を入れるなど、諸説あります。)

2015-06-30 | Posted in コラムComments Closed 

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