このうどん、あえて普通 利根

店構えはパッとせず、味も普通。サービスに期待できず、値段が特別安いわけでもない。なのに、いつも客がそこそこ入っている。

そんな飲食店、たまにありますよね。

飯能にも一軒あるんです。市役所前の、お世辞にもきれいとはいえない手打ちうどんの店「利根」です。

IMG_0621

ゆで置きした麺は見た目以上のコシのなさ。やる気(?)というものがまったく感じられない脱力系麺。さらにこの包丁切りの麺は、一盛りごとに「太」から「細」までバラエティ豊かに入り混じっているんです! つゆは出汁がほのかで味付けも薄く、健康によさそう(笑)。「もりうどん」(400円税込、肉汁はプラス100円)は麺、つゆはもとより、具から薬味まですべてこんな調子で、図抜けたところがひとつもない。

IMG_0617

市役所前という場所柄、職員さんや来庁の人々に支えられているのだとは思いますが、それにしても息永く店が続いているのはなぜ?

何度か通ってわかったのは、食べてしばらくするとまた食べたくなる。利根のうどんには「弱い中毒性」があるということ。

特別じゃない、がんばりすぎない。だから飽きない、また食べたい。日常食としての普通のよさがあるんですね。

うどんっ食いの飯能市民にとって一番旨いうどんは「普通のうどん」。旨いうどん店がひしめく飯能にあって、あえて「旨いを追求しない」。それが利根のうどん哲学なのかもしれません。まずは4、5回通ってみましょう!

利根

飯能市双柳105-5

(2015.05)

2015-05-13 | Posted in 飯能tabeteComments Closed 

関連記事